森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

ローコストで家を建てるということ

3 レスポンス

  1. コメイノチ より:

    自らの生活に対する深い理解
    ですかー。ちょっと、考えてみる事にします。
    頭で、まとめておかなくちゃ。

  2. fuRu より:

    家づくりにはいろいろな考え方があります。
    建て主さんと設計者、工務店、それぞれの関係が大切です。
    その関係も、家づくりの考え方によって大きく変わってきます。
    僕のところに相談に来られる方々は
    木のテイストが好きだったり、吹き抜けや天窓を生かした空間の使い方に魅力を感じてくださったりと様々なんですが
    やはり、どこかで、自分の家づくりなのに、今時の家づくりは、なんだか押しつけられているように感じている方が多いですね。
    やはり、今の社会が基本的に大量消費社会で、すべての物やサービスまでもが商品として用意されているわけです。僕らに許されているのは、様々な選択肢から選ぶだけ。そこには、巧妙に主体性が隠し取られてしまう可能性がある。そして、社会の中で、主体性が奪われてしまっていることに、違和感を感じている方がいる。
    それが、押しつけられ感、というようなことだと僕は考えています。
    そういう方々を、どうやったらフォローできるのかというのが僕の設計のテーマでもあります。
    住まいは、人それぞれです。誰かの生活パターンは参考になったりはしますが、それを自分のモノとする必要があります。その過程で、多くの人は自らの生活を振り返ることになります。そして、自らの生活に深い理解を得た人は、自らの住まいに対して必要なモノを探すときに、その理解が大きな助けになります。
    僕に出来ることは、理解へのきっかけを差し出すことだけです。
    理解をつかみ取れるのは、酷なようですが、あくまでもご本人だけなのです。
    コメイノチさんも、がんばってください。
    応援していますよ。

  3. BBQ より:

    入魂のメッセージに大いに共感します。
    「価格(プライス)」と「価値(バリュー)」とは違いますものね。
    雑誌で実に高級感を漂わしている大理石の床のリビング
    ・・・きっとびっくりするような価格なんでしょうが、床に寝転ぶことを至福とする私には無価値どころか、即リフォームしたくなるマイナスといってもいい代物。
    大切なのは単なるプライスダウンではなく、自分にとって
    プライス<バリュー なのか プライス>バリュー なのかを見極めていくってことなんですね。