森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

S_House—リフォームの相談にうかがう

4 レスポンス

  1. reirei より:

    7年前とは思えないように、綺麗で、シンプルな美しい暮らしをされてるのですね。
    物を増やさない秘訣を教わりたいものです。
    私も出来ればドアがないほうが好きなので、トイレのドアもいらないくらいなのですが
    人が来た時、やっぱり困るだろうな、と思います。
    月日がたつにつれて家も変化していくのはきっと普通のことなんでしょうね。
    最初、広いスペースが欲しいと思っていたのに、今では、狭いほうがいいな~なんて
    思っちゃいます。
    広さの感覚って実際に住んでみてからやっとわかるんですね。

  2. go-shiyo より:

    Furukawaさま
    本来なら、hanawa_h@usの方でコメントするのが筋なんでしょうけど。トイレのドアの件で此方へ書かせて頂きました。改めてS_Houseさんを拝見させて頂き、家に対する取り組み方は正にセルフビルドの精神が充満していると感じます。そのやり方や量的なモノの違いは各個人で多いに異なるものなのでしょうネ。
    また、竣工時の写真に比べて、現在のインテリアがとても素敵です。やはり建築物の主役は人間なのだと改めて感じます。それにしてもスッキリですネ、これが我が家でしたらカメラアングルが変わるたびに非難物品の大移動があるでしょう。
    ここまで徹底していませんが、私の計画でも最初はトイレの引き戸は付けない予定です。通風や使い勝手を優先させると要らないのではと考えています。
    しかし、囲いは有ります。トイレの間口に対してL字型に壁を配置する予定です。L字の突き当たりに閉塞感を感じますのでその面を鏡張りとしたいのですが、トイレ内部の写り込みが何処まで有るのか模型で再現する予定です。
    年末で大車輪かと思われるhanawa_h@usさんでの、情報を落ち着きましたら公開をお願いいたします。N様にも宜しくお伝え下さい。

  3. fuRu より:

    reirei さま
    このお宅はロフトスペースも含めて27坪くらいのコンパクトな家です。太陽熱を利用するパッソブソーラーで底から暖めているというのもポイントのひとつです。つまり、間仕切らずとも家全体が暖かくなるように考えていますから、冷暖房効果のために開け閉めする建具も必要ないというわけです。さらに、三層になっていますからレベルの違いで視線も避けらますから生活の仕方を整理すれば間仕切りはいらないわけです。こうしたことは設計の段階から話を詰めていました。これだけ、スマートに暮らされているには、それ相当の努力をされているのだと思いますが、住まい手が私の提案をよく理解してくださっていたということでもありますね。設計者としては嬉しい限りです。

  4. fuRu より:

    go-shiyoさま
    トイレにドアが必要かどうか、こちらの建て主さんであるSさんとはずいぶんと議論しました。私としてもその経験は新鮮でした。そのプロセスの中で、三層ワンルームで視線をよけながら三つの生活スペースがつながりながら一体になっているというイメージを共有できたのだと思います。設計者が必要とされるポイントのひとつは、住まい手の生活を具体的な形で「発見」するためのガイド役ではないかと考えるようになったのもこの経験からだと思います。