今日は大工工事がもうすぐ完了の「MUSE_House」の現場へ。
空気集熱式のパッシブソーラーシステムである「そよ風」を採用していて
その試験運転、作動チェックをしてきました。
写真は、システムの心臓部であるパワーユニット。電源回路です。
これとは別に頭脳部である小さなコントロールパネルがあります。
「空気集熱式のパッシブソーラーシステム」というのは、太陽熱で空気を暖めて生活に役立てようという仕組みを総称している言葉です。具体的には太陽熱で室内の暖房に役立てたり、お湯をつくることも出来ます。ちなみに、今回はスペースの関係もあってお湯をつくるシステムは採用していません。
動作チェックでは部品の初期不良がないか確認します。
また、今日は、ピアノ専門の引っ越し屋さんと現地で打ち合わせ。
グランドピアノの搬入方法を確認しました。
ところで、現場は大工さんの工事が大詰めに入っていて、残すは地下室の仕上げのみとなりました。
地下室は合唱の練習場でありピアノのレッスンルームである音楽室となります。
鉄筋コンクリートの壁では音が反響してしまっていけません。
吸音効果のある素材で下地を作り杉の板を張りますが
上の写真は吸音材が壁と天井に付いた状態です。
これから仕上げ工事に入り
2月前半に役所の完了検査。
中旬に完成見学会の予定です。
furukawaさま
OMに代表される パッシブソーラーシステムですが、賛否両論有り迷う所であります。集熱との観点から冬のモノとのイメージが有りました。
一方で日本の建物は夏を旨とすべし、と言われて来た中で「そよ風」の夏への対応機構に魅力を感じます。
ですから、集熱を視野に入れなければ、屋根の色もシルバーにしたいと考えています。
その路線での、hanawa_h@usさんの置き屋根にも興味があります。積雪のことも考慮すると、屋根を取り巻くしシステムは難しい!
最高気温を更新した昨年の夏も、我が家はエアコンを付けたのは、焼き肉をした1日だけでした。年齢と共に暑さに対して鈍感になるのでしょうか?
furukawaさま
誤解を受けそうなので、下記を追加します。
集熱を視野に入れなければ、屋根の色もシルバーにしたいと考えています。
とのコメントは、パッシブソーラーシステムを採用しなければ、との意味で「そよ風」と無関係です。
go-shiyo さま
私も同じ考えで、夏場のことを考えて最近は「そよ風」を採用することが多くなっています。
そよ風の場合のロフトや小屋裏の夏場の温度は、かなり改善されますね。これは体験からはっきりと言えます。
また、屋根面で集熱するパッシブソーラーを採用しないのであれば、hanawa_h@usの様な置き屋根式も夏場の熱を防ぐためには実に有効です。
また、私はコメントにもありました屋根の色をシルバーにするということもやっています。シルバーにした場合、ロフトや小屋裏の温度が、黒に近い濃い色にした時に比べて、たぶん2〜3度は下がると思います。ですから、集熱部分だけ濃い色にして後をシルバーにしたケースもあります。
ただし、屋根をシルバーにすると、反射光がまぶしいと近所からクレームが来ることもありますのでご注意を。
furukawaさま
集熱部分以外をシルバーにする発想もあるのですネ。参考になりましたありがとう御座います。
まぶしいとクレームがつくのは、人間の屋根と一緒ですネ。
go-shiyoさま
少しは役に立ったようで嬉しいです。