今回の富山旅行の二日目に
高岡市の瑞龍寺を訪れました。
何の予備知識もない私を壮大な伽藍が迎えてくれました。
最初の写真は振り返ってみた「山門」です。
行く手には「仏殿」が鎮座しています。
「仏殿」の内部です。
「仏殿」の奥は「法堂」
「法堂」の内部です。
「山門」から「仏殿」「法堂」は一直線の軸上にあります。
その軸を左右に回廊がまわっています。
瑞龍寺の主要な伽藍が完成したのは1663 年。江戸初期になります。
禅寺としては新しい部類になると思います。
ただし、1746年に大火あいそのほとんどが焼失。
「山門」以外はわりと早い時期に復旧したようですが、
「山門」だけは遅れて、その復旧は1818年です。
ですから、現存する建物は江戸末期の建物で200年から250年ほど前のものとなります。
また、幕末から明治初期の動乱期に焼失したり大改造された部分もあるようです。
1985年から大修理が行われ1996年に完了しています。
「仏殿」「法殿」「山門」が国宝に指定されています。
この瑞龍寺をなんで見たのか思いだせなくていたら、ふと「五木寛之」の名が浮かんだのでGoogleで検索してみたら、テレビ朝日の『五木寛之の百寺巡礼』だと分かった。放送日が5年前の平成15年8月9日では、中々思いだせないのも無理はない。伽藍の庭が白砂でなく、芝張りだったのが印象に残っていました。
iGa さま
このお寺はほんとに立派な伽藍です。
確かに芝張りは珍しいかもしれませんね。
ちなみに、総門から山門にかけては白砂でした。