今日は「S.H._House」の耐圧盤のコンクリート打設です。
打設に先立ち、コンクリートの検査を行いました。
試験体と試験器具が勢揃いしています。
コンクリートの粘性や組成を現場に運ばれたコンクリートからサンプリンングして検査します。
検査が合格したことを確認してから、コンクリート打設が始まります。
また、この時に、試験体を第三者機関に委託して、コンクリートの強度がちゃんと出ているかどうか、1週間後、2週間後と、順を追って破壊検査を行い確認します。
実は木造2階建ての住宅で、このように現場でサンプルした試験体で検査を行うのは一般的なこととは言えません。
だいたいは、コンクリートプラントが生産ロットごとに行っている検査結果を確認するにとどめることが多いでしょう。
今回は、施工をお願いしている滝新さんと相談して検査を行うことにしました。
これからは、このような検査を行うのは木造2階建てでも常識になってゆくことでしょう。
スランプ試験ですねー
土木を勉強していた頃を思い出すと、やっぱり建築の生コンはゆるいですね。
季節によって配合も違ったなぁとか、思い出しました。
Tomyさま
そうですね、土木関係の工事に使うコンクリートに比べて
建築に使うコンクリートはゆるめです。
必要強度と鉄筋の混み具合による施工の点を考えてスランプ値を決めます。
固練りも良いのですが鉄筋が混んでいて入らなかったら本末転倒ということなんですよね。