「S.H._House」の現場で首切り!
とは言っても、人の首を切るわけでも誰かが首になったというわけでもありません。
フローリングの床、見せる柱と床のところでどういう具合になっているか?
特に丸い柱なんて使う場合には大工さんもひと苦労。
こういう場合に、柱の根元をフローリングの厚さ分だけ写真のように欠き込んでフローリングを差し込みます。
これが「首切り」。大工さんの言葉、現場の言葉です。
柱も生もの、フローリングの生もの。生きた無垢の木を使っています。
無垢の木はどれほど上質なものを選んでも延びたり縮んだりするのです。
そうした変化がおこってもきれいに見えるようにという大工さんの知恵。
フローリングと柱がきれいに見えるための「首切り」です。
「S.H._House」はいくつか「首切り」をしながら完成をめざしています。