W.K._House(R)
埼玉県 2009年6月竣工
50年近く前に買われた建て売り住宅から、ご家族の成長に合わせ、今まで数回の増改築を重ねてきました。
そして、お子さんたちが育ち、ご主人が退職され、ご夫婦だけの生活が始まる時に最後のリフォームとして今回の計画がスタートしました。
改修工事のポイント
1、敷地内に駐車スペースを確保する
2、生活の中心であるお茶の間を快適にする
駐車スペースを確保するために建物の一部を解体しました。
お茶の間を快適にするために階段の位置を移動しました。
耐震補強、断熱補強もやり、かなり大規模な改修工事になりましたが、今までの生活で抱え込んでおられた不満のほとんどは解消。やった甲斐のあるリフォーム工事となりました。
今まで暗かった玄関は高窓を設けて明るく機能的に。
飾り棚を設けて生活を楽しんでいただけるようにしています。
階段を移動した結果、お茶の間は見違えるように広くなりました。
キッチンも対面式にして、お庭まで眺められるようになり、奥様に大変よろこんでいただきました。
洗濯機置き場は扉を設けて普段は隠れています。音も静かになります。
洗面台はお庭仕事で泥がついたものをそのまま洗い流せるように実験流しを使っています。
まず木の塀があってジグザグと玄関に入る感じがいいですね。
広々して使いやすそうなキッチンとリビング。
気持ち良さそうです。
私も最近、いつか自分の家を建て替えるまたは、リフォームするまでは
自分なりに、「家をかわいがる」ことにしました。
ペンキを塗るとか、メンテナンスとか、自分に出来ることだけで限られているのですが
それでも、「かわいがる」意識があるとないとでは違います。
reireiさま
コメント、ありがとうございます。
住まいは愛されてこそ光り輝きますね。
手入れをするということは住まいを光り輝かせます。
私も、私が出来ることで少しでも愛される住まいとなるようにしてゆきたいと思っております。