森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

二世帯住宅の「さびしさ」–今朝の毎日新聞より

10 レスポンス

  1. tanaka-kinoie より:

    なるほど考えさせられる話です。・・・・
    婿、嫁どちらが同居するかで変わってきますが、難しいところですね。
    うちの母親もきっと寂しいのかな〜なんてふと思い出しました。

  2. fuRu より:

    tanaka-kinoie さま
    10の家族があったら10の家がある。それを丁寧にかたちにするのが我々の仕事ですし、そこにこそ、我々の仕事の喜びもあるのだと思います。
    このコラムを読んで、ある種の無力感におそわれました。我々に出来ることってどういうことなんだろうか。これからも考え続けていかなくてはいけません。

  3. もきょ より:

    切ないお話ですねえ。建築の門外漢からしてみれば
    これをお嫁さんが読んだら気分悪いだろうなあとか、小姑の立場がめんどくさそうとか
    女性週刊誌的な発想が沸いて来てしまいます(笑)
    このお母様は気持ちが少し弱いところがあるようなので、ネガティブに考えてしまったのかもしれませんが、
    孫の声が聞こえるなんてステキだと思いますけどねえ。
    難しいですね。

  4. fuRu より:

    もきょsama
    まったく切ないです。
    いろいろ想像してしまいますし、家族のことはその家族にしかわからないことだったりします。そこがやはり一番難しいですよね。
    私は、その難しさ、実は家族同士でも難しかったりしますが、その難しさを柔らかく解きほぐしてあげたいと思っていたりします。みんな、幸せになって欲しいなあ。

  5. reirei より:

    私の母は同じ敷地内に兄夫婦と住んでいます。
    家は2つです。
    ところが用事がないと全く誰も来ない、と言うのです。
    隣に住んでいながら寂しいらしいのです。
    まだ仕事もしてますし、寂しいなんて思う人ではないと思いこんでいたのですが
    段々歳をとると寂しさが強まるのではないかな〜と思いました。
    それで、私も毎日メールして、なるべく行ったり来たりするようになりました。
    親子でも歳をとる寂しさを理解するのは難しいです。
    なぜなら子供のいる世帯などは毎日の生活が忙しくて
    そういうことを考える暇がなないみたいなんですよ。
    私はどちらかといえば、母は兄にべったりだと思っていたので
    そういう孤独感には気づきませんでした。
    すぐ近くに家族がいるのに寂しいっていうのが一番寂しいですね。

  6. 光代 より:

    お母様が 望みをキチンと言えない気持がわかります。
    だって、自分の存在が 大切な子ども達家族の重荷になるほど 辛い事はありませんもの。
    子ども家族と言っても 全員の意見が一致しているとも思えませんし
    何が一番か・・・・・なんて 有り得ない答えを求めるような事で、
    建築家がそのように責任をお感じになるのだとしたら、ほんとうに大変なお仕事ですね。
    家の造りはもちろんですが、結局の所 その後の次々に出てくる「きしみ」を
    家族の誰かが気付いて その度に解決して行くしか仕方ないように思います。
    毎日 毎日の暮らし方を 微調整するしかないんじゃないかなあ・・・・・。
    読んでいて 自分はこれからどうするのかなあと思いました・・・。

  7. fuRu より:

    reireiさま
    >すぐ近くに家族がいるのに寂しいっていうのが一番寂しいですね。
    そうなんですよね、きっと。
    遠くにいれば、あきらめもつくというものでしょうし、人間というのは想像力というものがありますから、遠くにいる方が良いという面もあるかもしれません。
    どちらにしても、子供が世帯を持つと親子の関係は分裂します。うまく分裂できれば良いのですが、そこがなかなか難しいのだと思います。

  8. fuRu より:

    光代さま
    親しき仲にも遠慮あり。
    あれ?違いましたっけ。
    それはともかく、ケンチクカニハナニガデキルノデショウカ?
    何もできないかもしれませんね。でも、話を聞いてあげることならできます。まずは、そこから、というところでしょうか。

  9. コメイノチ より:

    私の祖母は父と同居していました、毎日喧嘩ばかりしていました。
    祖母の妹さんは息子さんと、この記事のような別離二世帯住宅。妹さんはやはりうつ病になったりなおったりを繰り返しておられました。
    ばあちゃんは喧嘩していてもうつにはならず、ずっと息子のそばで家を守るのがシアワセと思っていたようです。
    同居できないなら、はじめから遠慮なく言うべきだ。中途半端な二世帯住宅というのははっきり言って残酷過ぎる、と私は思います。
    おばあちゃんたちも、お母さんたちも、もっと明るく助け合って生きて行ければいいのになあ。

  10. fuRu より:

    コメイノチさま
    >同居できないなら、はじめから遠慮なく言うべきだ。中途半端な二世帯住宅というのははっきり言って残酷過ぎる
    たしかにその通りかもしれませんね。
    でも、それでも、一緒にいたい。残酷なこともあるかもしれないけれども一緒にいたいと思っているのではないでしょうか。ゆえに、とても、難しい、のだと思います。