季刊誌「住む。」No.33 2010年春号に
「実用講座・ハーフビルドのすすめ」を書かせていただきました。
私が独立して間もなくの頃、手がけさせていただいた「S_House」は
手すりも壁も、トイレのドアもないシンプルな箱でした。
住まいは、住まい手とともに成長するというコンセプトです。
その「S_House」が10年目を迎え、
「住む。」の編集長さんに
「立派に成長していますね」と言っていただけるようになりました。
その成長した姿を中心に、
2年前に成長がスタートした「hanawa_h@us」も紹介させていただきながら
「ハーフビルド」の考え方による、もうひとつの家づくりについて書かせていただきました。
「ハーフビルド」とは、住みながら成長する家です。
生活に必要な最小限の箱を作り、生活をスタートさせて
あとは、必要に応じて、セルフビルドでつくっても良いし
プロに頼んでも良い。
完成を急がない住まいです。
ゆったりとした時間が流れる家づくりです。
詳しくは「ハーフビルド研究会」のブログを新たにつくりましたので
そちらでご紹介してゆく予定です。
○ハーフビルド研究会
今号の「住む。」は、
浜松で活躍されている坂田卓也さん(アトリエ樫)のご自宅のお話や
茨城の新建工舎さんの設計施工による「ななほし農園」さんの自由なプランが素敵なお住まい。
そして、永田昌民さんが撮られたカナダの風景が写真とエッセイで紹介されています。
表紙がとっても素敵な「住む。」No.33 書店で見かけられましたらお手に取ってページをめくってみてください。きっと手元に置いておきたくなるような素敵な一冊だと思います。
書店にない場合はアマゾンでも販売中。
出たばかりの記事に、その当事者がコメントを送るのは何となく気恥ずかしかったので、遅れ馳せながらの投稿です。
ご紹介ありがとうございました。
気恥ずかしいのは確かなのですが、こうした気恥ずかしさや、初心に帰る心持ちは大切にしたいと思う今日この頃です・・・。FURUさんの文章は、地元紙(静岡新聞の夕刊)で時々拝見しています。
では、また。
a-kashi 坂田さま
ナイーブであることは大切ですよね。
ナイーブを装う人もいますが論外です。
静岡新聞での連載が始まているのは
坂田さんもよくご存知の佐塚さんが教えてくれました。
先週は、郷里の新潟日報での連載が始まり、実家は大騒ぎ。
喜んでくれるのは嬉しいのですが、ほどほどに、というところでしょうか。
ハーフビルドと、中古住宅をリフォームして暮らすというのは
私の中で強くつながっているのですね。