拙著「住宅工事現場写真帖」をお読みいただいた
Tomy-rinmei_HouseのTomyさんから
昨年の暮になりますが嬉しいメールを頂きました。
古川さま
いつもお世話様です。Tomyです。
『住宅工事現場写真帖』読ませていただきました。
(今度サインいただかなきゃ!)
僭越ながら感想を。。
家の補修やプチリフォームといった、
日曜大工の延長に絶対ニーズがあると思います。
私自身も、ワックスやペンキを塗るようなメンテナンスや、
外のブロック塀に左官の真似ごとをしてみたりとか、
実家では床をフローリングにした(釘締めやりました!)とか、
壁紙やタイル貼ってみたりとかとか・・・
こういうのって、幸いにして父のおかげで私には身近にあったし、
私が父親から教わったように、子供たちにも家を自分でメンテナンスしていくことを、
見せていきたいなと思うのですが、
意外にも多くの人が、自分で思いの外簡単にできるってことを「そもそも」知らないんですね。。
ホームセンターで部分的に「簡単だよ」的な謳い文句はみるものの、
まとまった、網羅的かつ商品の販売に直結しないものはなかなかないわけで、
これはいい本だなと強く思いました。
実は「セルフビルド」「途中までプロに任せて…」という古川さんの言葉に、
ちょっと敷居が高いかな、、時間が贅沢に使える人の話かな、、
と誤解していた節もあったのですが、これは違うと思い直しました。(スミマセン)
家はメンテナンスをしながら長期にわたって自分に馴染ませていくものだと思います。
決して使い捨ての消耗品ではない。
だから、そういう視点で「家づくりを取り戻す」⇒「家を自分のものにしていく」
そういう本になりえるなとそう感じました。
年の瀬、きっとお忙しいと思います。どうか無理はなさらぬよう。
どうぞ良いお年を。
来年は年男ですよね?(私もです)
Tomy
私がこの本を書いた意図を私にかわって言ってくださっているなあと、とってもとっても嬉しく思ったのでした。