「0102_House」の解体工事が一段落ということで現場に行ってきました。
壁を剥がしてみたらなんと土壁。それはそうです。築40年以上なんですから。
今回の改修工事では水回りの工事を外部の塀の工事がメインですが、二つに分かれていた部屋をひとつにすることも重要です。
なるべく手をかけないで工事を進めたいという思いはありますが、せっかくやるんだから、中途半端なことはしないほうがいい。そうした、押し問答が工事を進めながらも進行してゆくのが改修工事です。
今回は、鴨居の上の下がり壁を残して手間をかけずにという判断だったのですが、こうして解体してみると下がり壁の撤去は大した手間がかからないことが判明。現場で急遽、大工手間など交渉し建主さんにその場でご了解をいただき、下がり壁は撤去することになりました。
こういう現場の判断で、改修工事はより素敵な結果を迎えることになるのです。
施工:かしの木建設