昨日は「kotori_House」の半年点検にうかがいました。
竣工後1年目に「1年点検」を行うという話は聞かれたこともあると思いますが、アトリエフルカワでは半年点検も行なっています。
アトリエフルカワの設計では無垢の木をふんだんに使っています。無垢の木は梅雨時の湿気ている時と冬の乾燥している時の様子を確認しておくことがメンテナンスのために必要だと考えています。そのために半年ごとの様子を見ておくわけです。
室内の漆喰の壁や天井のペンキにもヒビ等発生していませんでしたし、無垢板のフローリングや天井板も問題なし。
外構工事で植えたエゴノキが先日の台風で海から運ばれた塩で枯れてしまっていて、それだけがとても残念でしたが、アプローチの草花も少しずつ地に根を下ろしている感じです。
外壁のカラマツサイディングは、次第に渋みをまして味わいを深めていて、最終目的地であるシルバーグレーの表情までもうしばらく。
ちなみに、裏に建っていたアパートが取り壊され、建物の裏がよく見えるようになっていました。カラマツ板も渋くなってきていましたから、こうして裏から見ると、サイディングの板を張った釘の跡がよくわかります。大工さんが気を使って張ってくれていた事もよくわかります。
点検のあとは、おいしいコーヒーとロールケーキをいただいて帰って来ました。とても清々し秋の一日でした。