土曜日(2011年10月22日)はNPO法人家づくりの会の講座が日本オスモ東京ショウルームで行われました。今回は、自然系塗料の基礎知識と実際に塗ってみようという体験講座の二本立てでした。
自然系塗料についてはインターネットで様々な情報を得ることが出来ますが、実際に塗ってみないとわからないことも多いものです。というわけで、講座は大盛況。そして、多くの方がワックスくらいならば自分で塗ってみたいなと思っておられることが、その熱意からよくわかりました。
熱心に話を聞く人たちの姿です。
木部に塗る塗料の基礎知識としては、表面に硬い皮膜を作る塗装としみ込ませる塗装の二種類があるという事からはじまり、木の風合いや質感を活かすにはしみ込ませる塗装がいいということ。しみ込ませる塗装は、ワックス成分とオイル成分のブレンドで出来ているといった説明がありました。こういう基礎的なことは、自分で塗ってみる場合にたいへん役に立ちますし、自分の家で最も肌(人体)に触れる塗料ですから、その成分を理解して何を使うか選ぶということはとても大切なことだと思います。
最後の体験コーナーで実際に塗ってもらった杉の板です。
塗料はまだ乾いていませんが、木の風合いや木目を生かした仕上がりになっていますね。