森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

「ものをつくる」ということ–2005年を振り返る

3 レスポンス

  1. ぎんなん より:

    ものつくり。
    確かに責任とプライドを持って取り組む事によって
    結果に繋がっていくんですよね。
    建築だけでなく、うどんや、布小物などの
    小さな『創り』にも同じ事が言えますよね〜。
    うどん粉の「さぬきの夢2000偽装問題」
    こちらも規模は小さいけれど同じような偽装問題で
    一生懸命やってる地元のうどん屋さんも
    ダメージを受けました。
    根っこの部分をしっかり見極める事はその仕事に携わって居ない人では
    なかなか見えにくい部分なのだけど、
    噂だけが一人歩きしてしまう…これって本当につらい事ですよね。
    しっかり、自分たちだけでも根っこの部分を
    きちんと守って行きたいと思いますね。

  2. kazoo より:

    とても重い言葉だなと思いながら読みました。
    ものを作るという事は
    心を作ることだったりするのだな〜なんて思ったりもします。
    管理することじゃないはずなのに、逃げる、甘える輩が出てきてしまったこと。
    職人さんの「美意識」は??
    「気概」は???
    作られた家のうち外で、積み上げられる時間や思い出を、確かにするためのもの・・・それが揺らいでしまった事件で、ずーーーっと考えていくと、腐敗の構図ってなんかとんでもない所までいってしまいそうで、だから「考えるのを止める」って風潮があると思うんです。
    でもね。
    その片方で、まだそういう美意識や気概を持っている人がいるという宣言。
    こういう、「当たり前を当たり前の事として成立させるという決心」を持っている方の言葉を聞くと、まだ・・・なんとか・・・と思ったりもする。
    いい年に。
    見る人も
    聞く人も
    頼む人も
    作る人も
    美意識溢れる、そんな日本に。

  3. fuRu より:

    ぎんなんさん
    誰もがみんな、まもるべき根っこの部分ってあるんですよね。
    それぞれが、そこを自覚することで、より豊かな関係も生まれるのだと思います。
    ブログって、そういう点で豊かなコミュニケーションになる可能性を持っていると思います。
    もう、新年です。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
    kazooさん
    「当たり前を当たり前の事として成立させるという決心」
    それは、たいそうなことではないのですが
    それを当たり前と感じなくなってしまうような世の中になっているようなところが怖いです。
    ともかく、いわれたことだけやっておけばいいというような人とは一緒に仕事をしたくはない、一緒に仕事をしていてもいやな気分になるだけ。それだけなのです。