写真は財団法人日本塗料工業会(通称「にっとこう」)が発行している「塗料用標準色(ポケット版)」というものです。632色の色が標準色として収録されており、建築の様々な色を指定するときに使います。
実は、この見本帳は2年ごとに改定されていて、色番号などがその都度整理されています。ですから、古い見本帳の番号で指定しても現場で混乱が生じることがあるのです。そのために、有効期限が定められていることをこの前初めて知りました。σ(^_^;)
今回購入した見本帳は2011年版で有効期限が2013年になっていました。
それで、今まで使っていた見本帳はというと、なんと1995年版。有効期限は1997年。おやおや、です。さすがに、新しい見本帳を入手したというわけです。
とはいえ、2年ごとに見本帳を買い換えるのも大変ですので、現場では古い見本帳で指定してもたいてい通じるようになっています。たいてい、っていうのがいささか問題ではありますが、ありがたいことです。
下の写真は二つの見本帳を並べています。
さすがに、16年違うと、まったく違う見本帳になってしまっていますから、古い見本帳は処分することにします。
わっ
新しいの持ってるんだ、すごい
うちも1995と1990あたりだったと思います。
まぁ、使う色は決まっているし、時代で変わる色はDICで決めますから、,、
rabi さま
DICだなんて!
現場のペンキさん、目を回してしまいますよ。
わたしなんか、基準法の法令集も古い。笑
(なんで自慢してるんだ。)
nt-labさま
新しいのを手に入れて比べてみましたが
色味についてはそれほど変わらないのですが番号がぜんぜん違う!
だから、1995年版の番号ということで伝えれば今でも1995年版で通用するんです。
色数は減っていましたけれどもね、rabi さんが言うように使う色は決まっているので、まあ、問題ないかなというところでございますよ。
最近は色版指定させられますね。仕事始めた頃は、ペンキやさんと現場で、もう少し黄色入れてとか青入れてとかつくりながら楽しかったな。最近のペンキや酸は色作れないのかな。マンセルで工場に発注、、、つまんないね
rabi さま あらため (!!)。さま
色のセンスがいいペンキ屋さん、いましたよね。
今は、ペンキ屋さんも絶滅危惧職種のようです。