日付変わって、昨日は家づくり学校の今期の最終講義でした。
家づくり学校とは、住宅の設計を志すプロのための学校で、NPO法人家づくりの会が運営しています。
今日の最終講義は「生き残るためには」
家づくり学校の一年を通して流れていたのは
建築家も、だてに設計料を戴いているわけではない、ということ。
設計者として建築家が営むためには、そこには何か必ず秘密があると校長先生の泉幸甫さんは言われます。
今期は全10回で、初回と最終回はシンポジウム形式ですが、中8回はそれぞれの講師が自分の生きざまを語った感じでした。僕も木を通して考えるということで、木と自分のことを話しました。
設計で生きてゆくというのは、上手、ヘタということもありますが、強い情報の力を持っていないと成立しません。それがつかめないと独立しても食べて行けないでしょう。
そういう建築家の生き様を若い次の世代に伝えてゆくための学校なのです。
こんな学校他にはないですね。
今日は、もと新建築住宅特集編集長の豊田さんをお迎えして、泉幸甫、川口通生、本間至が、生き残るためというテーマで話されました。中身の濃い2時間半。
私はスタッフの一人としてビデオ撮影係。
家づくり学校は来期も行います。
設計事務所、工務店を問わず、設計で生きてゆくということを真剣に学びたい方には、これほどの学校はないと思います。
ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。
募集は近日中に、各種建築系雑誌にて告知。
こちらのブログでもお知らせいたします。