今日は、MUSE_Houseにお邪魔させていただきました。
ご主人がベランダの木格子を完成させたと聞いておりましたから、それがどんなふうに出来ているか見せていただけるというわけで、春の陽気のなかいそいそと出かけていったのでした。
いやいや、びっくりしました。設計、そして工事中に、セルフビルドなんて一言もお聞きしたことの無いご主人でしたが、素敵な木格子を完成させておられました。
◯竣工時のMUSE_House
工務店さんに材料の手配とある程度までの加工をお願いするということで聞いていたのですが、材料の手配もすべての加工も、はたまた細かな収まりも(多少のアドバイスをさせていただきましたが)、ご自分ですべてやられたとのこと。人の力というのは、やはり偉大だと思いましたし、私たちにとっては、その偉大な力を発揮させてあげることも大切な仕事だと、あらためて思ったわけです。
気せずして、というとコチラのご主人に怒られてしまいそうですが、ハーフビルドの考え方で、家が成長してゆく様子を見せていただいて、ハーフビルドという家づくりのかたちの大切さを実感させていただいたのでした。
今回、MUSE_Houseにお邪魔させていただいたのは、現在設計中の建主さん二組に、実際の家を見ていただきたいと思ったからでした。こういう機会にあわせて、アトリエフルカワに設計の相談に来ていただいている方も、ご都合さえ合えばご案内させていただいております。今回は一組の方がご参加くださいました。
完成時の見学会とはひと味も二味もちがった生活の見える見学会です。
こうした見学会はご希望があれば随時行っておりますので、ご希望される方はメールにてお申し出ください。
この縦にスリットのある格子すてきですね。
私の家のバルコニーは市販ラティスを使いましたが、このような格子の方が実はいいかなと思ってはいました。でも、足場の無い中、最後の方をどうやってフレームに打ち付けていったらいいかわからなかったので断念した記憶があります。
それだけにちょっとすごいな〜と感心しています。
BBQさま
アルミの角パイプで作った手摺に格子をパネル状に作ったものを取り付けています。簡単なアドバイスだけはさせていただきましたが、それだけで作ってしまわれたので、やはり、すごいですよね!