今日は、第十六回「大多喜の森を訪ねる見学会」でした。
秋の一日、大多喜の自然の中で、参加者の皆様、それぞれの目的をお持ちになってのご参加でした。
いつものように、いすみ鉄道大多喜駅前に集合。そこから、斉藤造林さんの製材所へ向かい、山から切り出した丸太の話、丸太の皮むき、丸太の製材を実際にやってくださり、午前の部は終了。これから斉藤造林さんの木で家を建てる計画中の「0676_House」の御主人も参加してくださり、丸太が家に使う材木になる過程を興味深く見学されていました。
今回の参加者のなかには現在リフォーム工事が進行中の「ginkgo_House」のご夫妻もいます。こちらのご夫妻は、大多喜の見学会の常連さん。今回で四回目の参加になりますが、今回はその中でも特別の目的を持って参加されました。それは、室内に枝付きの丸太をたてたいという奥様のたってのご希望を達成すべく、大多喜で丸太を選びましょうということになったからです。
上の写真は、斉藤造林さんがあらかじめ用意してくださった枝付き丸太です。少し径が細いようです。それでは、山に行って探しましょうと、午後の山歩きで、これはという木を選ぶことが出来ました。まだ、山の中に立っていますが、それを切ってきてもらって皮を剥いてインテリアに使います。どうなるか、今から楽しみです。
そして、斉藤造林さんがもう使わないと、製材所においてあったこの建具もゲット。インテリアに使います。こちらもどうなるか楽しみです。
さて、お昼ご飯は大多喜で有名な民宿「ひらさわ」さん。
春の見学会では、旬のタケノコをふんだんに使ったお料理を出してくださいますが、この冬の会では、運がいいと、冬のタケノコを出してくださいます。まだ土の中で春が来るのをじっと待っているタケノコの赤ちゃんです。これは、探し出すのが大変で、名人に頼まなくてはならないそうで、それでも数が揃うことはないそうです。
今回は、あるかな?と食卓に望めば、おお!出てきた。
これがタケノコの赤ちゃんです。
どうです。おいしそうでしょう。
とってもおいしかったですよ。(笑)
次回は、春にタケノコ掘り体験付きで行います。
その前に、3月28日にちばコープの物産展「きやっせ2010」にブース出展する予定ですので、そちらもお見逃しなく。