先月になりますが(2017年7月22日)大阪で「第7回サウンドウッズフォーラム2017」にパネラーとして登壇してきました。
このフォーラムは「NPO法人サウンドウッズ」の企画です。
こちらのNPOでは「木材コーディネーター」という役割を明確にし
社会にその必要性を広げてゆくとともに人材の育成も行っています。
「木材コーディネーター」というのは一言で言うと
山林資源を有効に活用するために林業側と消費者をつなぐ人です。
さて、フォーラムのテーマは「木でつくる理由があります」。
私は「わらしべの里共同保育所」で、木が子どもたちの笑顔を産んだという話をさせていただきました。
同じくパネラーとして登壇されたのは西粟倉村で桧の家具を作り最近では「TUGITE PROJECT」でSDレビューを受賞された「ようび」の大島奈緒子さん。奈緒子さんはようびでの木使いの話をされ、新しく建てられる作業所には「食卓」という場所をつくると言われていたのが印象的でした。それは私の理解では木の魅力を伝えるには木を生かした場所を作ることが大切だというメッセージと理解しました。
私の「子どもたちの笑顔が生まれる場所」とリンクしているなと感じました。
このフォーラムを通じて、山と木、木と人をつないでゆくことの豊かさが多くの人に伝わると良いなと思いました。