森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

「俵屋の不思議」—村松友視

2 レスポンス

  1. kompf より:

    お久しぶりです。
    京都の俵屋には、10年以上前ですが1度だけ母のお供で泊まったことがあります。
    今以上に若造だった私には「10年早い」どころではない不相応な経験で、その価値は良く分からなかったと思いますが、何というか、あの独特の空気感は未だに印象に残っています。
    静かで凛とした、少し緊張感のある空気なのに、不思議とリラックスできる空間でした。
    格式があったり、超高級と言われる旅館には非日常な贅沢感(?)みたいなものがあって、それに溶け込めないこともよくあるのですが、俵屋の客室は明らかに私の日常とは違う空間であっても、不思議とすんなり溶け込める、とても和らいだ空気がありました。
    姿勢を正しつつも、心はとても穏やかでゆったりする感じとでもいいましょうか。
    宿泊先であんなにぐっすりと眠れたのは後にも先にもありませんし、朝食から食欲旺盛で、美味しく食べられたのもあまり経験がありません。
    女将さんをはじめとするスタッフのこだわりが、宿泊客の立場にきちんと立っていて、それがしっかり生かされているのでしょうね。
    この本を読んだらあの心地よさの不思議が少し分かるかもしれません。読んでみたいです。
    また是非、今度は自腹で泊まってみたい宿なのですが、まだ「10年早い」かな。と思ってます。

  2. fuRu より:

    kompfさま
    お返事が遅れましてすみません。
    それにしても、泊まられたことがあるんですね。
    うらやましい、です。
    私は、まだまだ、ですね。
    でも、いつかは、と思っております。