森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

「家をつくる」という自由

6 レスポンス

  1. 光代 より:

    これはとんでもなく大きな恐ろしい問題だと思うのですが、一体どう言う理由で その土地を担保にできなくなったのでしょうか?
    もともと 担保というのもおかしいのかもしれませんが・・・・・。
    こう成ると 大手のマンションしか建たなくなる。
    そこにしか住めなくなるし、個人は土地を手放さざるを得なくなる。
    小さな工務店などもやって行けない。
    街はマンションしか無くなって行く。それも大手の。
    お金が どんどん吸い取られて行っています。
    同時に 私たちの暮らしまでコントロールされて行っているのを感じます。
    先日 こんな事に気づいて愕然としました。
    今、株が儲からないと言う事で 銅以外の金属まで投機の対象に成ってしまいました。
    私たち零細の工場は 悲鳴を上げています。
    そして、ひょっとしたら食品もそうなるのかしら・・・・と恐ろしくなったのです。
    冷蔵冷凍の技術が発達してきて 食品の長期保存が可能になって 価格のコントロールがしやすくなっています。
    投機とまでは行かなくても 食べ物までもコントロールされて行っている・・・・そう感じて 怖くなったのです。
    長々 お邪魔致しました。

  2. fuRu より:

    光代さま
    コメントありがとうございます。
    建築金物を扱われていることはmasaさんからお聞きしておりました。
    金のような貴金属以外までも投機の対象になっているんですね。
    食料についても「静かな津波」ということで話題になっていましたが
    振り回されるのは、我々一般市民ですよね。
    今回の件は土地への過剰な投機を抑えるための政策の一環なのかもしれませんが
    個人にとってみれば、小さな平和を実現するための小さな投機をやりたいだけなのに、その自由を奪っていることには 憤りさえ感じます。
    おカネ、土地の所有権は光代さんが言われているように
    個人から大手企業(資本)へと流れること必至でしょう。
    大きな資本のもと、一人一人の人間が大切にされない時代がきていると感じます。
    日本はいったいどこへ行くのでしょうか。
    恐ろしいことですね。

  3. 金五郎の母 より:

    こんにちは。お世話になっております。
    おかげさまで、結果としては、当たり前のように融資してくれるところに巡りあえました。「土地から建築家さんにお願いすることがなぜ問題なのでしょう?色々新居にはご希望もおありでしょう。」と担当の方に言われ、不覚にも感動してしまいました。
    これで我が家はとりあえず一安心なのかもしれません。でも、都銀や大手地銀が土地からの融資をやめてしまうという判断を平気でする国なのだということに改めて気づかされました。
    何度も私の目を見てきっぱり「リスクが」と言い切ったあの都銀の担当女性に罪はないのでしょう。でも、彼女はもう何も疑問には感じていないのですよね。それが銀行の教育の成果なのか、日本の教育の成果なのか。
    来月以降、都銀に相談に行った人の多くが、自分の意に安易に反して「じゃあやっぱり建て売りにしよう」とするのか、或いは「おかしい」と強く疑問に思う人がぞくぞくと出てきて何かを変えることができるのか……
    そう考えると暗い気持ちになりますが、いま唯一の希望は、どうやら一歩、古川さんに建てていただける新居に近づいたようだというところです!ぜひ古川さんにお願いしたいという強い気持ちのおかげで、一つ目の壁を乗り越えられました。

  4. fuRu より:

    金五郎の母 さま
    前進されたようでなによりです。
    それにしても、大手銀行のその対応には開いた口がふさがりませんね。
    しかし、それはとりもなおさず
    我が国のひとつの顔の真実の姿なんですよね。
    恐ろしいことです。
    でも、我々の味方をしてくれるところもあるということに、少しほっとしました。
    一方、改革は上から進んでくるわけで、いつ その味方も身を翻すかもしれない。
    ほんと、日本という国はいったいどこへ行こうとしているのでしょうか?
    でも、金五郎の母さんたちは、はれて偉大な一歩を踏みだすことが出来たわけで、これは本当に良かった。
    これから土地探しが始まります。
    私の方としては、良い土地が見つかりますことを応援させていただきますね。

  5. (!!)。 より:

    信用金庫でも、土地の登記面積と確認申請書の面積の誤差とか妙にうるさかったりします。
    バブルでぼろも右傾しておきながら負担は消費者にかぶせ
    今では、確実に戻ってくるものにしか貸さない
    最初からそうしててくれればいいのに、、、
    「住まいと」など完成保証を使うしかないようですね

  6. fuRu より:

    (!!)。さま
    いろいろなことが厳密になってゆくことは面倒くさいことだけれども決して悪いことではない。けれども、この頃の世の中の動きを見ていると、一件一件の家を丁寧に造ってゆくことの豊かさが、多くの人の手から奪われ、ある特権的な人たちだけのものになりそうです。そうなると、設計事務所というお仕事からも、個人住宅の設計なんてなくなってしまいかねない。ここ2年で激変する、とは、多くの人の口から出ている言葉ですが、我々も激変したあとの生き残りをかけている、と言えると思います。