森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

「10宅論」—隈研吾

6 レスポンス

  1. kadoorie-ave より:

    なるほど、すごくおもしろいですね…と、すっかり一冊読んだ気になってしまいました。いけないいけない。

  2. fuRu より:

    kadoorie-ave さま
    この本は、軽い文体で書かれていますが、実はとても難しい内容を含んだ本です。うわべだけの軽さで見過ごされがちですが、日本の住宅事情を分析的にとらえるためにはとても参考になる本ですので、ご興味がありましたらぜひ一読されることをお勧めいたします。

  3. 光代 より:

    新鮮で とても興味深く 楽しく読み進みました。
    でも、最後に 考え込んじゃいました。
    「近代は『場所』の見えない時代」と言う分かりやすい表現で、今 私自身がブログや諸々を通じてやろうとしている事を 思い出させ 考えさせられています。
    「場所」を失った私たちは、アイデンティティを意識的に持たないと とても辛くなるような気がしているからです。
    そんな時代に そんな場所の無い所に、家を生み出す建築家という仕事は 大変であると同時に 本当にやりがいのある仕事ですね。
    fuRuさんのような建築家は また 家族のカウンセラーの役割だって果たしているんですもんね。

  4. iw-jun より:

    環八沿いのごっついヤツを作る前の本ですね?

  5. fuRu より:

    光代 さま
    たぶん、プロダクトとは場所のない生産物で建築とは場所のある生産物なのではないでしょうか。光代さんが手がけられているアルミのシェルフはプロダクトではありますが建築があってこそのもの。場所を必要としているプロダクトですよね。
    コルビュジェの合理主義をインターナショナルスタイルでからめ捕ろうとすると、そこから「場所」というものはどんどん消えてゆきます。
    「場所」が不要ということはありえませんが、「場所」が重荷になる時代はあるのかもしれません。さて、今の時代はどっちでしょうか?住宅雑誌をにぎわしている白い家を見ていますと、その多くが「場所」を重荷に感じているように思われます。

  6. fuRu より:

    iw-jun さま
    たぶんそうですね。