K100D 1/60s f7.1 iso200 19mm
先日の河さんのオーディオ(オイロダインと300B)の時もそうでしたが
何かにこだわっている方の世界をのぞかせていただくのは大変面白い。
先日、ひとつの水槽を見せていただく機会がありました。
観賞魚の飼育をやっている水槽のようですが
メインは珊瑚なのだそうです。
この方も淡水魚からはじめられて、海水の魅力に引き込まれたとおっしゃってられましたが
なにしろ、絶妙なバランスで保たれている世界。
水槽を買ってきて、水を入れてセットすればおしまいというわけにはいかない。
水槽にいる生物の生活、生物の排出物、水質、酸素の量、水中に溶け込んでいる鉱物の量等々。
そのどれかがひとつでも外れていると、全部がダメになってしまうという世界だそうです。
そういうバランスのとれた世界をひとつの水槽の中に構築してあげる難しさと、それを達成したときの喜び、そしてそこに現れるこの世のものとは思えない美しい世界。
「不都合な真実」という映画を観た後に、こういう世界にふれさせていただくと
人間の英知というものはまだまだ可能性を秘めている。
問題なのは意識の持ち方だけではないかと感じました。
まさに生きている、っていうエネルギーが伝わってくるようです。
紫がかって見えますが、実物も同じような色ですか?
とても綺麗でこの世のものとは思われないような世界です。
こういう自然が普通に海の中にはあったはずなのに、
それを人間が破壊しているのかと思うと余計にこの守られた水槽の世界が
私たちに訴えている気がしてきます。
reireiさま
この写真の色は実物にかなり近いですよ。
水槽の中の世界は、バランスが崩れるとあっという間に全体が崩壊してしまうんだそうです。それも、ちょっとしたことでバランスを崩すのだとか。この水槽を管理している方は「自然のバランスも、ちょっとしたことで崩れちゃうって言うことがよく分かりますよ。」と、言っておられました。