中村彝(つね)は大正期の洋画家であり、国立近代美術館蔵の1920年作「エロシェンコ像」(写真)は重要文化財にも指定されています。
○中村彝(Wikipedia)
その中村彝の自宅兼アトリエが下落合に現存しています。
建物の老朽化は進み、すでに保存か解体かが迫られており
このほど「中村彝アトリエ保存会」が設立されることとなったとのお知らせを頂きました。
下落合界隈の文化を詳細な記事にされているChinchiko Papaさんのブログ「Chinchiko Papalog」を読めばその大切さがよく分かります。
○Chinchiko Papaさんの書かれた中村彝の記事
○三春堂の安藤三春さんが「「中村彜アトリエ保存会」設立準備会」のお知らせを出しておられます。
保存に賛同していただける方は、そちらを参照くださると幸いです。
→「「中村彜アトリエ保存会」設立のためのお願い」(三春のときどき通信)
○「中村 彝(つね) アトリエ」
新建工舎の小薗江さんがブログに茨城に新築復元されたアトリエをご紹介くださいました。
fuRuさま、こんにちは。
茨城県近代美術館の敷地内に中村 つねアトリエが復元されており、私は移築復元されたものと思っていました。fuRuさまの記事とリンクにより、水戸は新築復元された建物で、実物が残っている事をはずかしながら始めて知った次第であります。
おそのえさま
そうなんですね。
よくそこまで見てくださいました。
中村つねは水戸出身ですから、郷里でも大切にされているのだと思います。
一方、下落合に現存する実物は、解体されてしまうかもしれないとのこと。
微力ではありますが、このようにブログの記事にさせていただいたというわけです。
おそのえさまにも、保存会関連の書類を送らせていただきますので、お手すきの時にでも目を通してみてください。
中村彝アトリエに関して、掲載をありがとうございました。
本日、18時15分から新宿区議会・予算特別委員会の一般
質問で、根本議員(無所属)が保存について質問してくださ
いました。
教育委員会事務局次長と地域文化部長が答弁に立ったの
ですが、全体の感触としては重要性は認識しているものの
課題を順次クリアして保存を検討したい・・・という、やはり
曖昧な答弁でした。答弁書を棒読みするのも、かなり違和感
を感じましたね。(これはアトリエに限らず、すべての質疑に
おいてですが)
Chichiko Papa さま
区議会の様子、気になっていたところです。
そうですか、なかなか難しいところなのでしょうか。
しかし、重要性について認められているという点では最初のハードルはクリアされているんでしょうね。
3月はもうすぐそこです。
確定申告に追われております。(>_<)
furuさま、早速「中村彜アトリエ保存会」の記事を掲載していただきありがとう
ございました。23日の保存に関する質問に対しての答弁は、Chinchicoさん
がおっしゃるように棒読みでしたが、それでも悲観的な状況からずいぶん好転
したととってよいようです。(でも、まだどうなるかわかりませんが。)
傍聴の前日の夜、アトリエの写真入りバッチを徹夜で作り、傍聴に行ってくださ
った方々に付けていただきました。質問に立ってくださった議員さんも胸に付け
て質問してくださって、ちょっと嬉しかった。でも眠ーいです。
miharu さま
目白、下落合の文化は歴史の中にちゃんと刻まれている
その証として中村彜アトリエは貴重な存在だと思います。
良い方向に話が向かうことを願ってやみません。
「中村彝アトリエ保存会」設立趣意書
「中村彝アトリエ保存会」設立趣意書 大正期を駆けぬけた日本を代表する洋画家に、中村彝(なかむらつね/1887〓1924年:享年37歳)…
さっそく、トラックバックをありがとうございます。
RSSで「読んでるブログ」にも登録させていただきました。
いつの間にかブログが出来ていてびっくりしましたが
21日のつねアトリエで行われるコンサートは
アトリエも見学できるとあって楽しみにしております。
中村彝アトリエ/ 茨城県近代美術館
茨城県近代美術館隣りに、開館時に新築復元された、水戸出身の画家”中村彝”のアト…