11月13日になりますが、鎌倉にある円覚寺舎利殿を見学することが出来ました。私も所属するNPO法人家づくりの会でやっている、設計者向けの学校「家づくり学校」の講義の一環として特別のはからいで見学ができることになったのでした。普段はその姿の一部としてみることはかなわない建物です。
円覚寺舎利殿といえば、私にとっては初恋の相手と言ってもいいようなもので、高校の日本史の教科書でその姿を見てから想い焦がれること30数年。やっと、こうしてお顔を拝見することができたわけなのです。
端正な姿とプロポーション。過不足なく、しかし豊かなディティールの造形。ああいいなあ、建築というのはやはり実物を見ないとだめだなあと強く思うとともに、そのスケール感の絶妙さにほれぼれと見入ってしまったのでした。
そうなのです、様々な寸法がちょっとだけ小さいのです。この、ちょっとだけ小さいのがすごく良い。これは写真ではわかりませんね。
ともかく、写真を撮らせていただきましたのでその一部をご紹介いたします。
いつごろ建立されたのでしょうか?
素晴らしい・・・。
あきらパパさま
一度焼失して、他のお寺を移築してきたなどと、諸説あり
室町頃の建物ではないかということになっているようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E8%A6%9A%E5%AF%BA