森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

囲い込みとセルフビルド

6 レスポンス

  1. クラッカーハズバ より:

    ときどき、丹念に拝見しております。とても勉強になります。
    なるほど、そうか。
    私は囲い込まれそうな予感とともにハーフセルフビルドを目指しています。屋根までプロに頼んでその後自分で作ろうというタイプです。
    施主は、どんな家にするかを設計士に相談し、どうやって作るかを大工等に頼むことになります。つまり、計画して実行するわけです。素人には、これらすべてにかかわることは、かなり大変です。実行の最初には施主も流通の壁にアタックすることになります。しかし、設計士がすぐできるセルフビルド、大工等がすぐできるセルフビルドの二つが揃えば、施主もセルフビルドでいけるかもと納得できると思うのです。流通は地域性をはずしやすいので、施主が突っ込みたくなるところです。また、施主は、大工にやり方を教わりながら作っていきたいと思っています。セルフビルダーは、不安を抱えながら作るので、その支えとなるものを探しているのです。支えは情報の公開、説明、指導、理解などだと思います。
    立派な一棟より、工夫の三棟ぐらいのつもりで仕事を回したほうが、関連業者やそこに住む人は豊かになるかもしれません。住宅建てたら人生上がりじゃありませんから。
    とりとめもなくぼやいてしまいました。すいません。

  2. fuRu より:

    クラッカーハズバ さま
    ようこそおいでくださいました。
    今回書いたように、セルフビルドのおかれている社会的・産業的・経済的位置付けを考え分析することにも意味があると思うのですが、何よりも大切なことはは、どうやって実行するかです。やっちゃったが勝ちですし、考えるよりもとにかく身体を動かす方が大切。その経験からしか見えてこないことが多い。住宅業界的に見たセルフビルドの壁も、そうした行動からしか突き崩せないし、新しい地平も見えてこない。
    クラッカーハズバ 様たちは、大きな一歩を踏み出されたのです。
    陰ながら応援しておりますよ。

  3. Yukiko Hori より:

    fuRuさま
    先日は土地の所有という広大なテーマに関するメッセージもいただき、ありがとうございました。
    セルフビルドの本を書こうとしていらっしゃるとは存じませんでした。非常に興味深いものができると思います。楽しみです。
    fuRuさんの在りよう、なさりたい事は、人間と生活に密着していて、本当に共感できます。
    私たちは今、セルフビルド渦中、まっただなかで面白いところなんだけど、主人は作業に打ち込んでおり、私はその後方支援と本業の仕事で明け暮れ、今はそれらすべてと体力とのバランスをとることに、精力のすべてが使い果たされている感じです。これが終わって少し落ち着いた時には、いろんなことをもっと冷静に、客観的に把握できるのかなと思っています。

  4. fuRu より:

    Yukiko Horiさま
    コメントありがとうございます。
    セルフビルドの一番大変なことは肉体的に消耗することです。
    体力が消耗すると知恵まですり減ってしまうものです。
    セルフビルドはそういう意味では体力の消耗との戦いとも言えます。
    特に、この時期の現場作業は身体が心から冷えてまいってしまいますね。
    その大変な環境で事故を起こさず正確な作業をするということは本当に大変なことなんですよね。
    上棟を迎えた頃、一度お邪魔させていただきたいと思っております。
    その時はよろしくお願いいたします。

  5. BBQ より:

    ご無沙汰しております。BBQです。セルフビルドの本を出版されるようでしたらご一報ください。購入いたします。
    アメリカあたりでは10%弱の人がセルフビルド(またはハーフビルド)をしていると聞いたことがあります。アメリカは2×4が主流で、規格部材の使用率が高いなどの違いが作用しているのかもしれませんが。日本でもセルフないしハーフビルドがもっと広がってもいいのではないかと常日頃思っています。fuRuさんがセルフビルドを広めるきっかけになる本を出版されればこんなうれしいことはないです。
    私も恥ずかしながら外構はこつこつセルフでやっております。が、日曜大工は好きでも左官関係は何分はじめて。モルタルは耳たぶぐらいの柔らかさに練りましょうなんて、本には書いてありますが、これがなかなか難しい。水を徐々に足していくのですが、ちょっと多く足すとある時点からシャブシャブのモルタルになってしまう。(笑)
    そこでもしご出版されるのでしたら、素人の作業映像とプロの作業映像を対比したDVDなんかも付録でつけてみてはいかがでしょうか? 画像でしかだせない説得力があるように思います。(勿論本にも自分のペースで何度も読み返すことができるというメリットもあると思ってますが。)
    DVDがコストがかかるようなら、アトリエフルカワのHPに無料のダウンロード(ストリーミング)できるコーナーを作っておき、本の中ではダウンロードできるアドレスを記載しておくなんてこともできるかも。セルフビルドは実作業を伴うものなので、ぜひぜひメディアミックス的な企画になってくれれば嬉しいな、なんて勝手に期待しています。

  6. fuRu より:

    BBQさま
    コメントありがとうございます。
    さっそくのご購入宣言、大変嬉しく心強いですねえ。
    さて、映像も含めたメディアミックス、とても良いと思います。
    さっそく出版社の担当の方に打診してみます。
    ただ、いろいろなことがあって、私の作業がおそいのもあるんですが
    出るとしたら来年になってしまうかもしれません。
    いましばらくお待ちください。