「水無瀬の町家」を見学したあと、諸先輩方に連れられて「散田の家」と「散田の共同住宅」まで足をはこびました。
「散田の家」は建築家坂本一成の1969年のデビュー作。「水無瀬の町家」が1970年。そして、「散田の共同住宅」が1980年になります。私が武蔵美に入学したのが1981年ですから、ちょうどその頃の作品となります。
「散田の家」「散田の共同住宅」ともに住んでおられるお宅ですので外から見ることしか出来ませんでした。それでも「散田の共同住宅」の絶妙な軒の高さ、建物のボリューム感に諸先輩方と感嘆。プロポーションとスケール感でこれだけ人の心を動かせるんですね。