今回の宮崎研修旅行の2日目は「ランバー宮崎」さんへ。
そこで見つけた杉の集成材です。
関東近県ではほとんどお目にかかることのない杉の集成材。
宮崎県では普通に流通しているのだそうです。
そういえば、長野に行った時には唐松の集成材がたくさんありました。
ところ変われば、ということでしょうが、杉の集成材については、もっと流通して欲しいなあと思いました。
こちらは、杉材をフィンガージョイントでつないだ集成材。
様々な材料が置かれていました。
「ランバー宮崎」さんはプレカット屋さんです。しかし、他のプレカット屋さんと違うのは、材料持ち込み専門というところ。多くのプレカット屋さんが材料を安く買いたたいて大量に仕入れてきて、そこで利益を得る仕組みになっているようですが、ここは違うのですね。
逆に、どんな加工でも大丈夫だという技術力がある、ということで、複雑な動作で何でも加工できちゃいそうな機械がいろいろありました。
機械の面白い動きに目が離せない家づくりの会のメンバーです。
さて、工場内に唐松の集成材があったので、案内してくださったCAD室の女性に聞いたところ、東北から来た材料だとのこと。東北から宮崎へ。そして東北へ。
日本は、流通が発達したために産地を問わず資材を仕入れることが出来ます。木材も日本全国を流通しているんですね。こうして、技術と資材が集約されてゆく。集約していかないとビジネスにならないのだろうとも思います。ここにくれば、何でも出来るよ、なんでもあるよと言い切ること。言い切るためには相当のリスクを背負わないといけないでしょうけれど、集約化の道が国産材を使うためのリアルな道なのだろうなあ、などと考え、東京に帰ってきたのでした。
○研修旅行で宮崎へ(その2) (山本成一郎氏)
ランバー宮崎さんが、モイスの販売代理店だとは、誰も知らないでしょう・・・笑
塩地博文さま
案内してくれた工場長のたしか川上さんという方。そんなこと一言も言っていませんでしたが、妙に納得してしまいました。
この次くらいの「小さな家プロジェクト」の打ち合わせに、川上さんが招待されるでしょう。その時に、川上さんは驚くだろうな〜・・・爆
塩地様
それは私も驚きます。
ワタクシメも杉の集成材に興味津々でありました♪
遅まきながら関連記事を書きましたが、トラックバック出来ないようなので、拙ブログ記事にリンクをはらせてくださいm(_ _)m
成一郎 さま
ちなみに、私のブログはトラックバックが壊れております。
申しわけありません、です。こちらからもリンクをはらせていただきます。