東京都の「耐震診断事務所」の登録証です。
東京都には所定の講習を受け考査に合格した者が所属する事務所を登録する制度があります。
私も考査に合格し「アトリエフルカワ一級建築士事務所」が東京都に登録されました。
阪神淡路クラスの大震災が東京都を襲うと既存家屋の7割が倒壊するといわれています。
それを未然に防ぐためには、既存家屋の耐震性能を評価し、必要ならば耐震補強を進めてゆく必要があります。そのためには耐震診断を行う技術者の育成が必要です。
「耐震診断事務所」の登録制度はその一環として行われています。
私の事務所では耐震診断、及び耐震補強を含めた、リフォームの設計監理も積極的に行っています。
これは、古い住宅でも、私の力で少しでも価値あるものに再生したいと考えているからです。
中古住宅の場合も耐震性能を知って購入するのと知らずに購入するのでは大きな違いがあります。
ご自宅のリフォームを考える場合にもご自宅の耐震性能を知っておくことは大切です。
中古住宅の購入を考えておられる方、自宅をリフォームしようと考えておられる方、
そうした方々のお役に立ちたいと思っています。
住宅のリフォームの場合、今までの生活を改善するために、壁をとるなど構造に関わるところにも手を加える必要が出てくるかもしれません。そうした場合にも、耐震性を考慮した計画をすることによって、耐震性能を上げながらリフォームすることも可能です。
耐震性能についての知識を持った技術者であれば適切な判断のもと必要十分な方法で耐震性能を上げることも出来ます。経済的な合理性を持った耐震補強の提案も出来ます。
そうした技術者の一人として、今後とも仕事に取り組んでいきたいと思っています。