この週末は松本におりました。
松本は良いですねえ。
久しぶりに松本城の天守閣にも登ってきました。
太い丸太の梁が組んである構造はそれだけで見応えがありますが
鴨居の高さに通し貫があるのに気がつきました。
柱に穴を開けて貫と呼ばれる材を横に通して楔で締めます。
楔で締めてある箇所はかなりの数になります。
楔で締めているところはひとつひとつはそれほど大きな力に耐えられるわけではないのですが
それぞれが建物の揺れに対して少しずつ踏ん張ってくれるので、全体的に地震などに強い構造になります。日本古来の建築物に用いられてきた構造の考え方です。
とても柔らかい考え方で、木材の柔軟な性質をよく生かしていると思います。
カラス城といいましたかね…..黒くて、かっこがいいよね
shin さま
コメント、ありがとうございます。
かっこいいですよね。
売店で売っていた松本城のプラモデルを思わず買ってしまいそうになりました。
30年近く前に松本城に行ったことがあります。初めて、昔からある城に入り、柱や梁の太さには驚いた記憶があります。
材木の太さ以上に記憶に残っているのが、非常に急な階段。昔の人はあんなに急な階段で上り下りしたんですね。
BBQさま
松本城の階段は急ですよね。
特に天守閣に近いほど急です。
姫路城にも行ったことがありますが
やはり急だった覚えがあります。
ちなみにお城は普段住んでいるところではないので
階段が急でもかまわないのでしょうが
普段住んでいる町家でも、古い建物は階段が急でした。
そうすると、日本の階段はハシゴの進化したものではないかと考えられますね。