おみやげ物やさんに車を止めさせてもらって、
川沿いの道をたどり、ちょいと長いトンネルに入る。
トンネルをいくらか進むと、少しばかり水の音が聞こえてくる。
そして、抜けた
暗いトンネルの向こうに
シルエットで切り取られた水しぶき。
袋田の滝へのアプローチは、なかなかドラマチックだ。
三段の滝は
岩の表を水が嘗めるように這いながら落ちる「ナメ滝」。
規模も大きいが、その有り様が、また格別で、唯一無二。
今から20年近く前の学生の時に一度訪れたが
その時の記憶は、確かなようで確かでない。
ずいぶんと誇張されていたことを確認するが、
とはいっても、この滝の凄さはいささかなりとも変わるものではない。
帰り道、滝上まで登ってみた。
娘も息子も元気だ。
父だけが汗だくで甲斐性がない。
あんなに山登りに一生懸命だった日々はすでに遠いところにあるようだ。
身体を鍛え直さないと、と痛感。
<蛇足>
帰りの常磐道、三郷の料金所は
ETCレーン10台に対して一般レーンが1台という事態に。
なんじゃあこれ?でした。