森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

CD_House 第五回目検査

4 レスポンス

  1. BBQ より:

    本日はありがとうございました。前にOZONEのインスペクターのチェックを受けた第2回は同席できませんでしたので本日、初めてインスペクターのチェックを拝見しました。
    インスペクターのNさんはチェックの傍ら、何をチェックしているか、また問題があった場合どういうことになるのかなどご説明も頂き、よく判りました。
    具体的には、
    金物の種類だけでなく、使用されている釘の種類、長さ、本数が指定されたものでないと期待される耐力が確保できないこと。床の釘も150mm未満の間隔で打ち付ける必要があることだけでなく、打ち込み過ぎた釘は耐力が期待できなくなってしまうこと。これ以外にもいろいろ教えていただきました。
    問題なく検査完了した訳ですが、こうして説明も頂くと棟梁が釘の打ちつけの深さまで意識して丁寧な仕事をされていることが判り、改めて棟梁に感謝の気持ちも深まりました。また、現場監督のHさんが、『OZONEのチェックは非常に厳しく、細かいので、欠陥住宅は出来様がない』と言っていましたが、実感としてよく判りました。
    こまめに足を運んでいただいている古川さんの監理だけでも充分だと思います。が、ここ1ヶ月耐震強度の問題がこれだけ連日報道されている中では、インスペクターによるダブルチェックも本当にありがたいものです。これからインスペクターのニーズがものすごく増しそうだと思いました。
    ただ、インスペクターのチェックを受けるという仕組みがあることを世の中の99%以上の人が知らないというのが実情なのではないかと思います。OZONEのシステムがより世の中に認知されるといいなと思います。
    誤解なきよう付けたしますが、インスペクターは立場上あくまで不具合がないかの検査だけです。古川さんが棟梁・現場監督と細かい納まりをどうするのかといった打合せをされている姿を拝見し、やっぱり、一番重要なのは建築家と棟梁と現場監督の皆様がコミュニケーションを密にし、一つの作品を作り上げているその熱意なんだな、と思いました。
    皆様今後ともよろしくお願いいたします。

  2. fuRu より:

    BBQさん
    本日はお疲れ様でした。
    僕は、建て主さんといっしょに現場を見ることを出来るだけやりたいと考えています。
    そういう意味でも、今回のような正式な検査の時にBBQ さんに同席していただけたのは
    とても良かったと思っています。
    棟梁のCさんもまじめな方で、手を抜いた仕事が出来ない、本当の職人さんです。
    こういう本当の職人さんにささえられて初めて建物は完成するのです。
    また、本当の職人さんを抱えているかどうかで、工務店さんの体質もずいぶんと違ったものになるでしょう。
    僕ら設計監理者、あるいはインスペクターさんというのは
    家づくりを根幹で支え、
    まじめにしっかりと仕事をしている職人さんたちの立場を守ってあげるのが本来の役目なのだと考えています。
    まだまだ長い道のりですが
    こちらこそよろしくお願いいたします。

  3. BBQ より:

    今回はじめて2階に上がったのですが、暖かな日差しがたっぷりと入ってくる空間になっており安心しました。
    何分、南東・南西側の隣接地に目一杯で建築中だったので本当に明るいか少し心配していました。
    また、私のこだわっていたバルコニーが思っていたよりも視界が開けているのも嬉しかったです。
    設計コンペの時には3名の建築家の方が皆さん悩んだ末にバルコニーの位置が3者3様になり、
    1.古川さん:西側(向かいの家が道路からかなり離れているので視界が開けた空間になる)
    2.Kさん  :東側(道路反対側の竹が見え、自然を感じられる)
    3.Oさん  :南側(バルコニーやバルコニー未設置部分から1階に光を落とすことができる)
    と分かれたのですが、実際に建って見て、古川案がベストだったと実感しています。
    やはり、素人なので図面から想像するのと実際の現場では印象も違う点も多々あるので
    今後とも現場にご一緒していただけると助かります。
    これからも宜しくお願い致します。
    もうすぐこのブログのカウンターが44444ですね。

  4. fuRu より:

    BBQさん
    こんにちは
    コンペについては、いろいろ考えることも多いです。
    特に僕のような、まずはじっくりお話しをしてから仕事を依頼してもらうというやりかたとは
    仕事のリズムがなかなか合いにくいと言うこともあります。
    BBQさんのコメントのように
    確かに、今回のコンペでは、提案させていただいた三者の案は、
    ポイントだったバーベキューテラスをどこに配置するかに違いが端的に出ていたわけですが、
    ひとつの敷地に対して、様々な可能性を探る、それも設計事務所をやっている専門家がそれぞれの考えで可能性を探ってくれるということが、依頼者にとって、とても価値のあることなんだと、あらためて教えていただいたと思います。
    コンペの意義、価値には計り知れないものがありますね。
    加えて、それをコーディネートされる担当の方の苦労も並大抵ではないと思います。
    現場はすでに年末モードに入っていますが
    来年もよろしくお願いします。