もう先週のことになりますが、六本木ヒルズの49階で行われたVectorworks全国キャラバンに参加してきました。VectorworksとはパソコンのCADソフトです。その最新バージョンの紹介のイベントでした。
最新バージョンからはBIMでの活用を前提としてIFCフォーマットにも対応。今後は世界標準への一端を担うべく開発がすすめられてゆくようです。それにともない、設計のスタイルも工事監理のスタイルもどんどん変わってゆくのでしょう。そんな怒涛のような変化の中においても、建築というものが人と関わるものである以上、おいそれと変わらない大切なモノがあるはずで、そこをしっかりと掴んでおかなくてはBIMもCADもないのだろうと思います。
写真はその会場から見た夕日です。六本木ヒルズは日本の高い技術のひとつの結果です。江戸時代にはなかったもの。でも、こうしたきれいな夕日は江戸時代よりもはるかに昔から私たちに届いていたんだろうなあと思いました。