mikino_kinoie みんなの木の家 向原モデルハウスの工事が順調に進んでいます。
とはいえ、幾度か現場を襲った今年の大雪や
それに伴う資材流通の混乱が
消費税増税前の駆け込み受注に重なって、当初の予定よりは遅れてしまいました。
それでも、今月中旬にはほぼ完成の予定です。
みんなの木の家のコンセプトでもあるのですが
しっかりとした「ベース」に生活を支える家具や間仕切り壁などを「トッピング」して
住まい手の生活に合わせたオリジナルの家を完成させます。
「トッピング」の家具については何種類かすでにご用意しており
それらをモデルハウスでは杉の集成材で作っています。
最初の写真はクロークと本棚で2階子供スペースの間仕切り家具になります。
この杉の集成材は、みんなの木の家の仲間である福井の中西木材さんにお願いしました。
中西木材さんは、原木の調達から製材と乾燥まで一貫して行い
おが屑や端材をバイオマスエネルギーとして再利用するなど
地球の資源である木を無駄なく使うために尽力されています。
その試みの中で杉の集成材をいち早く製品化されていましたので
それを素材として現場でビス止めで組み立てられるように加工してもらいました。
ノックダウン式の杉の家具です。
杉の特徴として、赤身のところと白太のところがあって
その2色を交互に接ぎ合わせることできれいな面白いストライプ模様が生まれます。
杉材というと田舎臭くて野暮ったいイメージの素材の代名詞ですが
こうして使えば、そんな杉材のイメージは払拭されますね。
さて、モデルハウスですが
4月中旬に完成して、主にみんなの木の家をご検討の方がたと
プロ向けの見学会を先行して行い
5月17日の土曜日にグランドオープンいたします。
グランドオープン、今から楽しみです。