森とつくる いっしょにつくる
アトリエフルカワ一級建築士事務所

sayuri_House 墨付け

5 レスポンス

  1. ひなよし より:

    墨付け見に行くのって楽しいですよね♪
    建前の次ぎに好きかも♪

  2. fuRu より:

    ひなよしさん
    僕も墨付け見るのは好きですね。
    板図を用意してくれている棟梁と話すのも好きだし
    刻みの作業中は、切ったり削ったりで木の匂いでぷんぷんですから
    そういうのが好きなのかもしれませんね。

  3. mukaegawa より:

    僕もコストだけでプレカットを選択するのは、間違えだと思います。
    反面、最近のプレカット技術は、丸太梁まで刻める技術力になっています。
    先日も大工と話していて、10000円/坪以下でプレカットできるなら、手刻みはかなわないと言っていた。
    プレカット工場には専属の大工が何人かいて、特殊納まりは手刻みで行っています。
    プレカット普及の一番の問題点は、大工技術の伝承。
    首都圏では既に、階段を刻めない大工が過半数を超える現状、危機感を募らせます。
    このままでは、構造が絡むリフォームやメンテナンスが出来なくなってしまうのではないだろうか。
    私たちは、若い大工の育成も、自分達の仕事を守るために必要と考えています。
    多分ここが、メーカー住宅と地域工務店の大きな違いになるでしょう。
    その様子をTBさせて頂きました。

  4. 墨付け指導

    今日から、秋山組の墨付け指導が始まった。
    若い大工さんのたまごたちは、真剣なまなざし・・・緊張感も漂う。
    これから8日間、秋山棟梁の指導の下、墨付け〓き…

  5. fuRu より:

    迎川さん
    コメントとTBありがとうございます。
    日本の木造在来工法の最大の利点は
    メンテナンスおよび増改築の容易性だと思います。
    そして、それは日本の大工技術と、書院造りに始まる、敷居や鴨居という構成を完成させた、いわゆる社寺建築・数寄屋建築に対するものとしての町屋のシステムに裏付けられていると言えます。
    吉村順三展のシンポジウムで、藤森さんが言っていた
    「吉村は書院を発見した」という言葉は
    そういう意味での町屋のシステムに、美しさ、つまりは美学を発見したということに違いありません。
    裏を返せば、その美学のためには大工の技術が必要だったわけです。
    もし、大工の技術が失われたとしたら、その時に、その美学を受け継ぐシステムはいかなるものか?
    これは、なかなか面白い議論だと思います。
    自分の中でも整理して記事を書いてみたいと思っています。