基本設計進行中の「yagen_House」。
わたしのところでは、それぞれのお宅にニックネームを付けて仕事を進めてゆきますが
こちらのお宅、ニックネーム、どうしようか、悩まれました。
実は、こちらのご主人は 様々なコレクションを楽しまれているコレクターです。
ブリキの看板や古いガラス瓶、コーラの缶、アンティークの家具も。
打ち合わせにうかがって、それらのものを見せていただく中で
ひときわ目を引いたのがこの「薬研」です。
「薬研」だなんて言葉さえ知りませんでしたが
薬草をすりつぶす小振りな石臼のことです。
こちらもアンティークだそうで、並べてみるとなかなか可愛いですね。
そこで、ニックネームも「yagen_House」にされてはどうですかと提案させていただきました。
どんなお宅になるか。
来春の竣工に向けて設計進行中です。
おおおお、石臼みたいでよい味わい。
やげん、とは読めないですねぇ。
なんこつも、やげん、って呼ばれるんですって。
知らなかったぁ。
形が舟形でY字のような形をしていて薬研に形状が似ているからだって。
焼鳥屋さんに「やげん」なんて書いてないですよね。
野幻ハウスかなぁ、と最初思いました。
素敵なネーミングぅ。( ̄(エ) ̄)v
reirei さま
「野幻ハウス」も良いですね。
文学的な香りがする。
今度別のところで使わせていただこうかな。
「薬研」というタイトルを見て、青森県下北半島のご出身の方の家かとおもってしまいました。
下北半島に薬研温泉、奥薬研温泉という有名な温泉地があります。
有名といっても『野湯』(野趣あふれた温泉のこと)という一種マニアックなジャンルでは
有名な温泉の1つです。
ググると写真も出てくると思いますが、人の手があまり入っていない川岸に作られた
それはそれはすばらしい野趣あふれた温泉です。
もし近くに行く機会がありましたら寄ってみてください。
BBQ さま
薬研温泉、なんだか聞いたことがありますね。
下北半島の温泉、というと
つげ義春の世界が勝手に頭の中に浮かんできてしまいますが
東北の温泉は混浴も多くて不思議な雰囲気がありますよね。
薬研温泉、行ってみたいですね。