午後は、shijimiさんと
工務店さんの作業場におじゃまして
刻み作業の様子を見学させていただきました。

shijimiさんは斉藤造林さんの森を訪ねる見学会に
去年の春に参加されていました。
というわけで、斉藤造林さんの山の木を使いましょうということになり
今回は柱材と、床に使う杉の厚板を斉藤さんにお願いしました。
材木を部分的に購入すると
プレカットでの対応は難しくなります。
しかし、大工さんの手で木材を刻んで加工する作業は
大工さんの腕を磨く良いチャンスでもあるのです。
僕らはプレカットを選択することにより、大工さんの技術の錬磨のチャンスを奪っているのです。
そうしたことを考え
今回は、プレカットをやめて大工さんの手で刻んでもらうことにしました。
プレカットの工場を見学しても
機械の音がうるさいだけですが
こうして手刻みの作業にふれていただけると
住まいというものの価値が豊かにふくらむのではないでしょうか。