先週のことになりますが、建築家の若原一貴さんが設計された「上り屋敷の家」を拝見させていただきました。
築10年近いということでしたが、しっかりと組み立てられた空間のプロポーションは、古びずに美しくそこにあり、老練な落ち着きさえ感じます。これが若原さんが20代の時のお仕事なんだそうで、ちょっとびっくりです。久しぶりに建築を見せていただいたなあと思いました。
見学の後、ご一緒した山本成一郎さんご夫妻と若原さんと、お酒を飲みながらの建築談義。建築のポピュラリティとフォトジェニック性についてけんけんがくがく。
建築という表現を写真で伝えるということと、ポピュラリティをいかに獲得してゆくかということ。建築という表現のポピュラリティの然るべきあり方とは・・・・などなど。
建築以外にもたくさん刺激をいただいて帰ってきたのでした。