今日の午前中はセルフビルドで自邸建設中のハンスさんの現場に行ってきました。
内外とも泥壁の家で、今日はちょうど、ハンスさん、泥壁を仕上げていました。
室内間仕切りは片側に型枠をあてて泥をつけてゆく方法。
こちらは型枠側。
こちらは型枠と反対側。
左側は漆喰塗りの下地として平滑に仕上げています。
仕上げる前の荒っぽい感じも良いですね。
壁を仕上げる工事と同時進行でいくつかの窓が完成していました。
なんと内開きの窓。
聞けばスイスではよくあるのだそうで、ちょっと新鮮です。
すべての窓は室内側にもう一つ窓をつけて二重にするのだそうです。
室内側の窓は後工事になります。
1階の土間も着々とすすんでいました。
愛知の泥コン屋さん運ばれた土が準備されていました。
転圧するためのランマーがレンタルされていました。
ハンスさんの家づくりの時間がゆったりと流れていました。
世界で一番贅沢な時間かもしれません。
>世界で一番贅沢な時間
まさに家作りを愛する方ならではの素敵な時間ですね。
出来上がり楽しみにしています。
相原核 sama
世界で一番贅沢な時間は誰にも邪魔されません。
気長に待つことにしましょう。
こんにちは。内開き窓の内側に、さらに窓を付けるという発想に驚きました。経過の詳報が楽しみです。
hiranogさま
こんにちは
そうなんですよ。
スイス人の考える事は何から何まで面白いです。
日本的な家づくりに自分が縛られていることを教えてくれます。
楽しい現場です。
内開きの窓、面白いですね。利点はどんなところにあるのでしょう?
スイスだと窓を開けたとき雪とか家に入らないのかしら。
あずき さま
どうも冬は窓を締め切ったままにするようなことを言っていました。
それにしても、内開きの利点はなんなんでしょうね。
部屋の中から窓の取り外しが出来るというようなことも言っていましたね。
fuRuさま
ご訪問、それに貴重なアドヴァイスをありがとうございます。
当事者からみると、うーん、時間がゆったりと流れているとは言い難いのですが、内側から充実しているということ、そしてさらに充実していくであろうことは、想像できます。
fuRuさんの写真をみていると、何だかこの空間に住みたくなりますね。毎日、あと5分で出かけなきゃ、と思っていても、時間がひゅいっと過ぎてしまいます。木の香りもそうですが、壁も何ともいえずいい匂いでしょう?
相原核さんもお元気そうでよかったです。
Yukikoさま
お世話になっております。
でも、とても充実した家づくりだと思います。
ハンスさん、すべてのこと、一つ一つを納得しなたが進めています。
実はそういうことって、なかなか出来ない世の中なのですよね。
ハンスさんは幸せ者だと思います。
窓が内開きなら窓拭きが楽そう(笑)
あきらパパさま
確か、そういうことも言っていたと思います。
納まりが難しいですけれどもね。
窓を二重にして、どちらも外開きにすると、窓を開けることがほぼ不可能で、取り付けたけれど開かない!となると、漫画のようですね。
外側を外に開けて、内側を内に、なども、考えてみた結果、こうなりました。水が入ってきてしまうか、なども散々考えてました。
水をまったく拒絶するのではなく、少し入ってきたとしても、逃げ道が用意されていたり、早く乾いたりして、水がそこに居つかないようにする、という発想が、彼のやることすべてに流れていると思います。
Yukikoさま
解説、ありがとうございます。
自分で考え自分でやる、すべての基本ですが、今の社会では少数派になって絶滅危惧種。
特に、今の家づくりは、何事においても他人任せで、人に責任を押し付けるような感じになっちゃっている部分があって、それを世間では消費者保護と呼んでいたりするのでしょうけれども、その一方で、プロは責任をとることで報酬を得る、という解釈で世の中は動いています。でも、それは知識と情報の囲い込みでしかなく、そうすると、お金も人と人との関係もブラックボックス化を始めます。
開かれた家づくりが理想です。なかなか儲かりませんが。笑
ひぇ〜〜 かっこいい〜〜〜 シビレル!!!
杉野さま
ハンスさん、カッコいいですよね。
日本人にはなかなかいない!