とある勉強研究のグループで詩人の立原道造のスケッチをもとに埼玉県の別所沼に作られた「ヒアシンスハウス」を、もし自分で設計するとしたらどうなる?というテーマで考えてみるという課題が出ました。そこで、考えた小さな家がこれです。課題には詩を書くということもあって、私の書いてみた詩をここにものせてみます。
「私のヒアシンスハウス
ひとりの時間をどう過ごそう
私のヒアシンスハウスは上を向く
上に伸びて横を向く
少し目線が高くなる 人と違った目線だ
小さいころ、滑り台が好きだったのは
上まで登って周りを見回したときに
ちょっとだけ世界が新しくなったように感じたから
何度も何度も、滑り落ちる愉快さと同じように
少しずつ、少しずつ、世界が新しくなってゆくことがことのほか楽しかったから
そして、その目線は自分だけのもの、ほかの人が踏み込むことができない場所だった
私のヒアシンスハウスは、だからちょっとだけ上を向く
ちょっとだけ上って、一人になれる場所を作る」
設計をしていたら実際に作りたくなってきました。つくるならば森の中かな。この小屋を建てる森を探しています。

