妻有トリエンナーレ川西エリア「ナカゴグリーンパーク」周辺はジェームズタレルの光の館で有名ですが、その奥には河合喜夫さんやアトリエワンが設計したコテージ群があります。さらに山道を進むと、この「レインボーハット」(作品番号77)に出会えます。
私たちが到着した時は、作家の関口さんが「雨が続いてなかなか制作がすすまなくて」と言いながら汗を流して、水を入れる鉢を作っていました。
作家さんとこうしてふれあえるのもこの芸術祭の良いところですね。
この作品は、手前にある水を入れた鉢には鏡が仕掛けてあり、テントの内側に向けて反射させ、虹を映し出します。
汗を流しながら、この鉢をあと10個ほど作るのだと言っていました。
テントからは様々な音楽が流れていました。
作家さんの気さくな人柄もありますが、とても不思議な空間でした。