Tomy-rinmei_Houseの工事をお願いしている
キューブワン・ハウジングさんからの案内で
「充填断熱と外張りベニアの危険な関係」と題された
断熱材のセミナーを聞いてきました。
講師は住宅断熱コンサルタントで工学博士である石井宏氏。
考えさせられた内容を覚え書きしておきます。
外気温0度、室内20度-湿度50%の環境で
断熱材が充填された壁の中の温度を測定。
気密施工が不十分であると
壁の中の上と下の位置で温度差が生じる。
十分な気密施工を施すと、温度差が最小限に抑えられる。
壁内に温度差が生じると
特に上部(天井に近いところ)で結露が発生しやすくなる。
エアコンや冷蔵庫用のコンセントで結露発生。
断熱の境界、気密の境界、防湿の境界をどこにするか?
室内外の温度差が大きくなる冬場を考えれば
防湿の境界は断熱層の室内側にするのが合理的。
ただし、第三種換気のために室内側が負圧になる(気圧が下がる)場合など
様々な条件により状況は変わる。