【Merry Xmas & Happy New Year! 2018/19】
2018年も暮れてゆこうとしております。
アトリエフルカワは1998年6月にスタート。今年は20年目の年でした。
このような弱小設計事務所が20年もやってこれたのは
多くの方に支えていただいたからにほかならず感謝するばかりです。
これからも初心忘れず多くの方とつながっていきたいと思いますので
引き続きよろしくお願いいたします。
さて、今年は念願の北欧に行って、アスプルンドとアアルトの建築を体験することができました。
実際に体験することで伝わってくる価値があります。建築に魅せられ、この世界にいるのも体験として伝えられるその豊かさに関わっていたいからです。渡しの場合には、その豊かさを実現するために山や林業、木材が切っても切れない不可欠のものとしてあります。
写真はアアルトの夏の家の近くにある湖畔の写真です。
そんなことから、木材活用のついても様々なところで講演のご依頼をいただきました。来年も年明け早々から工務店さんや島根県さんから及び頂いております。
講演とともに雑誌「森林組合」に今年の4月号から連載記事を書かせていただいております。
連載記事のテーマは「木材活用はバケツリレー」。
山の恵を多くの人に届けるために、現場では川上から川下までそれぞれの立場の方が次の人へ森のめぐみを伝えていきます。これをバケツリレーにたとえました。森のめぐみのバケツリレーです。バケツリレーの立役者として活躍している人がたくさんいます。多くの方にその活動を紹介したいと思っています。連載はまだまだ続けていきます。今のところは序章として、木材の性質やバケツリレーの必要性について書いています。来年からは人物にフォーカスしていきたいと思っています。
100回くらいやると書籍化も夢ではないかな。頑張ってやっていこうと思っています。
さらに今年は金沢で行われた木育イベントに登壇させていただきました。設計させていただいた「わらしべの里共同保育所」の保育について建物との関係を交えてお話しました。子どもたちの場所、次の世代のために私たちに何ができるのか。木育は木材活用につながります。
もう一つ言いますと、建材メーカーさんの企画でリフォームセミナーを行いました。工務店さん向けのセミナーで、1000万円前後の中間層を、顧客満足度を上げながらどうやってやるか、という内容です。大変好評をいただき、来年はその続編もやることになりそうです。
2019年はどのような年になるでしょうか。
皆さま方におかれましても2019年が最良の年となることを願ってやみません。
来年も、よろしくお願いいたします。
<アトリエフルカワの年末年始>
12月31日から1月3日までお休みをいただきます。