satoyama_House リフォーム工事
勝浦市
2005年6月引き渡し
住まい手さんは「森林をいかす家づくりの会」の見学会や勉強会に参加してくださっていた方。
昨年夏に勝浦で最高の景色を楽しめる中古住宅にめぐりあい購入。
かなり不思議なプランのお宅なので、リフォームして使い勝手を向上。
出来るところは自分たちでやりたいというご夫婦からの申し出。
そこで、壁は石膏ボード張りと下地調整のパテ扱きまでを工務店さんにお願いして、
ペンキ塗りは、ご主人と奥様のお二人ですべてをやられた。施主施工だ。
築25年の不思議な間取りのお宅。
今しばらくは別宅として、その後はご夫婦の終の住み処となるように
キッチンまわりを中心にリフォームした。
キッチンの大きな作業台はお料理好きの奥様からのご希望。
業務用のコンロとカウンター下に洗濯機を組み込んで
炭焼きのコンロが置けるように考えたキッチンは家事を集中して行える。
足もとは扉などをつけずにオープンにして、使い勝手の柔軟さを。
今までは、ハシゴでしか上れなかった二階に
ちょっと急だけれどもちゃんとした階段で上がれるようにした。
階段下はキャスター付きのワゴン収納。
階段のところを吹き抜けとして、解放的に。
2階から吹き抜けを見下ろす。
キッチン横の脱衣室に設けた洗面台は機能的に。
もう一つの洗面台には
奥様がいつか使いたいと買っておいておられた
焼き物の器を使って、ちょっと雰囲気を変えて。
物置きだった離れも手を加えて寝室に生まれ変わる。
千葉県産の杉材で作ったスノコベット。
1mX1mの大きさのものを二つ並べて使う。
○千葉県の森林をいかす会
使った杉材は斎藤造林さん。
建具は滝の建具の菊池さん。
工事はタケワキ住宅建設さん。