27日にtake_Houseの玄関ポーチの床に石をうめた。
ご夫婦の郷里である愛媛から石を持って帰ってもらい、それを玄関にうめる。
上の写真は石を仮置きして感じを見ているところ。
モルタルを塗ってもらい、少し水が引いたところで
本番だ。ちょっとづつ調整しながらご家族で石の位置を決めてゆく。
石の位置が決まった。
置いた石を左官屋さんが一個一個ていねいにモルタルに埋め込む。
石がモルタルに埋め込まれたところ。あとはキレイに仕上げをするだけだ。
外のポーチにも石を埋める。
これで、この家はご家族の手元にぐっと引き寄せられた。
住まい手が参加出来る家づくりの楽しさ。
東京大学の藤森教授を特集する番組がNHKで放映された。
藤森教授の言っていたこと。
さまざまな工業化されている物作りの中で
唯一家づくりは素人が参加出来る余地を残している。
ほんとにその通りだと思う。
参加の楽しさを最大限に活かすことは、家づくりのもっとも大切なことのひとつだと思う。
完成まで、あとわずかだ。
take_houseのtakeです。帰郷した際に近くの川で拾った石を、記念に玄関に埋めてもらいました。
石は、自分達をはじめ、親戚の人たちも喜んで、川に入って、遊びながら拾ってくれました。
夏の思い出を自分の家の玄関に残すことができ、とても嬉しく思っています。
このことひとつをとってみても、家作りはいろんな人たちの協力でできていくんだなと感じます。
takeさん こんにちは
石を埋める作業は、ご家族全員参加で楽しそうな様子が
僕としても嬉しかったです。
家づくりが、スクラップアンドビルドの断絶の繰り返しでなく
継承されるもの
リレー競技のバトンのようなもの
そうしたもので次の記憶につないでゆく
そう言う行為でありたいと思っています。
竣工おめでとうございます。