昨日は、二間続きの和室にお仏壇があって、という話を書いたんですが
そういえば、昨年の暮れの同級会の前に立ち寄った友人K君のお宅は古い名主の酒屋で、
そこには立派な仏間があったことを思い出しました。
広さは四畳半。
写真のような大きな仏様のための部屋です。
二間続きの和室ならば探せばまだまだありますが
これだけの仏間のあるお宅はめったにありませんね。
K君の家ももともと大きなお屋敷でしたが維持管理が大変だったようで、
その大きさを半分にする改築工事をしたのですが、
その時もこの仏間はお父さんの強い意志でなくせなかったようです。
つい最近も大金をかけて仏様を修繕したのだとか。
家には神様と仏様がいるもの。
こういう仏間を拝見すると、もともと家は、神様と仏様のために造って、その余白で人間が生活していたような気がしてきます。
家の設計でも、神様と仏様のいる場所は家の中心からどんどん追いやられています。
家や家族、そして家族と世間とのつながりがどんどん変わってきてしまっているのでしょう。
でも、人間ってそんなに変わるものではないと思うのです。
神様や仏様を必要としていた気持ちは我々の頃の中のどこかにまだまだ残っているのではないかと考えています。
なんだかとても立派ですね。
こちらの仏壇や仏間は、みな、こんな感じなのでしょうか。
わきた・けんいちさま
このK君の家は、代々町長を務めているような町の顔役的な家柄です。
ですから、やはり、一般の家ではこのような立派な仏間はないですね。
ただ、このような仏間があるのはここだけではないようです。
全国的なお米の産地であるから富裕層がいたんでしょうね。
宗派は、どちらになるんでしょうか。
わきたさま
浄土真宗が多いです。
私と友人Kが生まれ育ったまちには
恵心尼公のお墓があります。
上越地区で親鸞聖人と恵心尼公が出会ったとされています。
上越地区は親鸞聖人ゆかりの地でもあるんですね。
ス、スゴイ…ですね。荘厳されています(笑)。
fuRuさん、こんにちは。
そうですか、やはり浄土真宗ですか。親鸞聖人は、越後に流罪されたんでしたね。
ここから、浄土真宗は展開していくわけで、僕も、一度、訪れてみたいと思っているんですよ、聖人が上陸された居多ケ浜に。この居多ケ浜から、西に沈む夕日を拝んでみたいです(日想観)。
たかさんさま
ほんと、すごかった、です。(^^;)
(↑それしか、コメントのしようがない・・・)
わきた・けんいちさま
親鸞聖人ゆかりの地です。
そうですか、「日想観」良いですね。
私も是非、ですね。