吉村順三設計の西落合の家(1957年)が取り壊されるそうです。解体前に見学会が開かれるというので出かけてきました。 入り口のたたずまいも端正なものですが、中に入って、まずは「小さい」という第一印象を受けました。「小さい」ということは「狭い」ということでもありますが、そこには住まいというものがもつべきバランスを熟考してえられたひとつのかたちとしての「小さい」であり、吉村順三という建築家の強い意志さえ感じることが出来たと思います。
吉村順三の作った家でさえ、取り壊されてしまうのですね・・・
スクラップ&ビルドの宿命なのでしょうか。
とてもとても残念です。
でも確かに天井は低いし、小さく最小限に出来ている作品が多いので
現代っ子には使いにくいのかもしれませんね。
こんな書斎、とてもあこがれますけど!涙。
ぴょんきちりぼんさま
どうして建て替えられることになったのかわかりませんが
築50年。しっかり役目を果たした、とも言えるのかもしれません。
吉村事務所でこちらのお宅を担当した奥村まことさんによれば、最後まで、ほんとに大切に住まわれてきたみたいですよ。