kotori_House-01
2011年3月竣工
鎌倉市
鎌倉駅から20分ほど歩いた深い緑に覆われた自然豊かで閑静な敷地にある、親子三人のためのシンプルなお宅。
切妻屋根の外観を印象づけるのは信州カラマツの外壁。
敷地は道路から1mほど上がっており、その斜面を枕木でステップを作って登ります。
シンボルツリーとなる3本の木を植え、その他は季節の草花を植えガーデニングを愉しむスペースになっています。
玄関は広くゆったりと。奥には収納を設けました。ハイサイドライトでお隣りの視線を気にすることなく十分な明るさを確保。冬場の寒気が室内まで侵入しないように大きな引き戸で閉めることが出来るようになっています。
寝室はシンプルに。杉の柾目の巾接ぎ板は福島の協和木材さんが作っておられるものです。kotori_Houseでは階段も杉柾目の巾接ぎ板を使っています。杉の赤身と白太の色合いがストライプ模様になって、和風の感じが強くなる杉材にモダンなテイストが生まれています。
施工:安池建設工業
写真を見ているだけで、木の香りが漂ってきそうです。
くろべえさま
木の香り、いいですよ。
信州からマツの外壁が美しいですね。
鎌倉は塩害がある場所なので、木の板張りは良いですね。
鎌倉雪ノ下で設計した住宅があります。
屋根にはフッ素樹脂鋼板を使い、素材に気を使った事を思い出しました。
国産材の木の温もりと優しさが伝わってきました。
素足で歩きたい気分になります。
いもとさま
コメントありがとうございます。
このカラマツ板はお日様を浴びて褐色になってゆくことでしょう。
その風合いを楽しみたいという建主さんです。
いい家に育っていってくれると思います。