今日はsayuri_Houseの引き渡しでした。
念願の木の家にお喜びのご様子。設計したものとしても嬉しい瞬間です。
というわけで、
今回はsayuri_HouseのQuickTimeVRです。
天井に見えている梁の様子などをご覧ください。
sayuri.mov---QuickTimeVR Movie(1.1MB)
QuickTimeVRについてはこちらを参照してください。
○CD_House 居間 QuickTimeVR
CD_Houseの時は、ノーダルポイントなんて無視して撮影してしまったために
天井部分でうまく縫い合わせが出来ませんでした。
ノーダルポイントを合わせるアダプターは市販のものもありますが
いづれもプロ用で、お試しで使うにはいささか値段のはる物ばかり。
そこで、安価な部品の組み合わせで、今回は少し工夫してみました。
量販店でよく売っているものばかりです。
2つ合わせて、3000円しません。
下の写真の様に組み合わせると、いかなるカメラでもノーダルポイントを合わせることが出来ます。
カメラを付けた姿はこちら。
ただし、かなり神経を使って調整しないといけないということと
魚眼レンズなので、あたりまえですが架台が大きく写ってしまうという欠点があります。
今回は、架台はフォトショップで適当に消してしまいました。
微調整は現場ではなかなか正確にはゆかないということもわかりました。
でも、そこそこうまく縫い合わせが出来たのではないかと思います。
もう少し慎重に調整さえすれば
僕らが使うには、このくらいで十分かなと言うところでもあります。
お仕事に役立ってきましたね。
しかもシンプルな機材追加でクオリティをアップするのは大賛成です。
私もE5000専用の小型版を組まなくては。
少し調整したものを勝手につくり、メール添付しておきました。
栗田さん
いやああ、栗田さんの記事がなければ、こういうことが出来るのも知らずにいました。
そして、やってみると、僕らのような仕事の場合には
とても役に立つ技術であることを、回を重ねるたびに実感しています。
ありがとうございます。
メールで送っていただいたデータは、天井の障子もうまく縫い合わさっていて感激ものでした。
どうやってやられたのか、今度教えてください。
さて、次は何を撮ろうかな。
う〜ん、これはスゴイですね!!
感動しました。魚眼レンズでこんなことができるのですか!!
いろいろ使い方があるような気がしますが、頭なかは、
今のところ・・・状態です(^0^)ゞ。
でもでも、スゴイ!!
わきたさん
この表現方法は都市空間、都市景観を記録する方法としても可能性があるのではないでしょうか?
とすれば、ほら、わきたさんも魚眼レンズが必要になってくる・・・・。
みんなでQuickTimeVRの輪を広げましょう。
>必ずしも魚眼レンズが必要ではないのですよ。
栗田さん、それもそうですね。
でも、4枚の写真で済む魚眼レンズのイージーさは魅力ですよね。
若干目を回しつつ、天井のあたりとか楽しませていただきました。
ええ、もちろんsayuri_houseの木目いっぱいの様子も。
電気のスイッチだとか、インターフォンとか、ああいうのって
もうちょっと何とかならないもんなんでしょうかね。
自分の家も含め(賃貸マンションですが)なんとも憂鬱。
りりこさん
目の付け所が違いますね。
ところで、気がつかれたかと思いますが
このお宅はコンセント関係の高さがずいぶんと高い位置になっています。
コンセントも、コードの抜き差しのしやすさを考えると高い方が楽だ、
低ければ、差し込んであるコードがじゃまにならなくて良し、などなど
考え方一つで取り付け位置が変わってきます。
その点、インターフォンの位置などは融通が利かないですね。